さあ!ブラッシングを始めましょう!

犬や猫など動物たちが人に飼育されるようになってからの歴史は古く、今ではコンパニオン・アニマルと呼ばれる様になりました。犬の場合,人間の手によって世話をしてやり手入れをしてあげなければ、清潔で健康な暮らしを守ることはできません。その清潔で健康な生活に、特に被毛のお手入れは大切で、四季の変化に対応した換毛期のグルーミングは念入りに行なわなければなりません。

被毛のお手入れは犬の清潔さと美しさを保つためにとても大切なことで、被毛の状態を見ればその犬の健康状態が分かると言われる程です。そして、ブラッシングは被毛のもつれやよごれを防ぐことと同時に、皮膚表面に起こるトラブルを防ぐことも大きな目的の一つです。

ブラッシングをする時には、いくつかの種類のブラシ・クシを上手に使い分けることが必要です。

(1)コーム

おおむら動物病院 健康相談 イラスト

コームは主に被毛の流れを整えたり、スリッカーブラシなどで被毛のもつれや毛玉をといた後に、もつれや毛玉が残っていないかどうか確かめたりします。もつれ・毛玉がある時にコームで無理矢理とこうとすると、被毛を傷める事になります。

(2)スリッカーブラシ

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主にもつれ・毛玉がある時に使います。いきなり根元の方からとかさずに、毛先の方から少しずつ根元へ向かってとかしていきます。スリッカーブラシは、ブラシの先が細いため、皮膚を傷つけやすいので、できるだけ軽く持って無理に引っ張らない様に使用します。皮膚に押し付けるのではなく、自分の方に手前へ引くように使用します。

(3)ピンブラシ

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長い被毛の犬に使います。被毛が傷まず、きれいに手入れができます。軽く手に持って使って下さい.力任せに使ってはいけません。

④マッサージパット

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コームなどを使う前に毛の表面を浅くときほぐす目的で使います。これによって、クシやスリッカーブラシで余剰に毛を抜いてしまったり、切ってしまったりすることを防げます。ピンの先端が丸いので、皮膚を傷つけることがなく、マッサージ効果もあり、皮膚の血行を促進して、毛の再生・発育を良くする育毛効果も得られます。

他にも,いくつかのブラシやクシがありますが、この4つを上手に使い分けることが出来れば、毎日無理なくブラッシングをする事が出来ます。

そして一番重要なことは、毛玉を作らないことです。

毛玉があれば、ブラッシングの時に引っかかり、ワンちゃんは痛く嫌な思いをします。そして飼主さんも、なかなかとけない毛玉に大変な思いをするのです。毎日少しでもブラッシングをすることで,ワンちゃんも飼主さんも無理なく清潔で美しい被毛を保つことが出来ます。

4つのブラシ・クシを上手に使い分け、ワンちゃんとコミュニケーションを取る方法の一つとして楽しくブラッシングをしてみて下さい。

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