ワンちゃん、ネコちゃんの一年のために

かわいい家族の健康を考え、1年間の健康管理のメモと年1回の予防注射予定をカレンダーにメモしておきましょう。

1月は、年の始め今年の目標を立てましょう。そのため、健康診断を。「太りすぎは大丈夫ですか?」「健康そうに見えても隠れている病気がありませんか?」

2月は、ペットドックの季節です。年明けから3月までの期間は、動物たちの健康診断(ペットドック)をお勧めしています。1日かけて身体検査、血液、胸部レントゲン,心電図、腹部超音波検査等を行います。これらの身体の各臓器を幅広く評価する検査で異常値があれば、詳しい検査をしましょう。セット料金で割安、ご予約を。

3月は、桃の花も咲き、そろそろ暖かくなるころです。気温が13℃以上になるとノミは活発に繁殖しだします。また、ノミは50cm以上ジャンプできるため、外に出ない動物たちにもうつる危険性があります。月1回のスポットオンの予防を始めましょう。

4月は、ワンちゃんにとって狂犬病予防注射の季節です。日本では、法律で狂犬病予防注射が義務づけられています。その理由は、狂犬病がワンちゃんだけでなく人間を含めた多くの哺乳動物に発症し、治療してもほとんど助ける事が出来ない怖い病気だからです。米国ではコウモリやアライグマ、ヨーロッパではキツネに感染していて、いつ日本に持ち込まれるか解りません。

5月は、蚊が多くなるころです。ワンちゃんはフィラリア症の予防を始める季節です。12月までの間1ヶ月1回の飲み薬で恐い寄生虫による心臓病を予防できます。また、普通のネコちゃんにとって蚊は何も悪さをしませんが、蚊に対するアレルギーを持っているネコちゃんには耳たぶ(耳介)の皮膚病を起こす可能性があります。

6月は、梅雨のため運動量が減り肥満に注意しましょう。ワンちゃん,ネコちゃんも大人になると食事中の必要カロリーが減ってきます(成長や運動に従うカロリーの低下)。それなのに同じように食べていれば当然肥満へ…。病院で身体検査・体重測定をして、その子に合った必要カロリーを考えてあげましょう。

7月は、皮膚病の季節です。細菌による膿皮症、ノミなどのアレルギー、ダニなどの外部寄生虫…。かゆみや湿疹、ふけがあったらすぐ病院へ。見た目に問題がなくてもシャンプーやブラッシングはこまめにしましょう。

8月は、暑いので熱射病、日射病に注意しましょう。特に閉め切った部屋や車の中は要注意。また、日中はアスファルトも熱くなっているので散歩中パッドを火傷しないように気を付けましょう。

9月は、春と同様に花粉の飛ぶ季節で、アレルギー性皮膚炎が悪化する頃です。また、まだ暑い日もあるので膿皮症も重なり、かゆみが激しくなります。早めに治療してあげましょう。

10月は、寒くなり始め、おしっこの病気が多くなってきます。頻繁にオシッコをしたり、血尿をしたり、お水をたくさん飲んでいっぱいオシッコをしたり、オシッコが出なくなったりする膀胱や腎臓の病気に注意しましょう。

11月は、ネコちゃんの発情の始まる季節です。赤ちゃんを作る予定のない子は、最初の発情の前に避妊手術をしてあげましょう。そうすれば、乳腺癌のリスクを減らせます。

12月は、1年の締めくくり、今年のワクチンを忘れていないか?フィラリアの予防は11月末または12月まで続けたか?定期的な便、尿検査はしたか?健康チェックの時の異常値をフォローアップしたか?忙しい時ですが、1年を振り返って見ましょう。

おおむら動物病院 健康相談 イラスト

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