血液検査 その3

血液検査は、白血球や赤血球のような血液細胞の評価(CBC)の他に各臓器の評価をする血液化学検査やホルモン検査、ウイルス血清検査などがあります。前回は血液化学検査についてお話しましたが、今回はホルモン検査についてお話します。

おおむら動物病院 健康相談 イラストホルモン検査では、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンなどを測定することができます。これらのホルモン検査は、まず皮膚病や肥満などの臨床症状やCBC(血液細胞の評価)・血液化学検査でホルモンの異常が疑われる時に、どのホルモンが過剰なのか、どのホルモンが不足しているのかを総合的に評価するために必要な検査です。ホルモンの異常は特徴的な症状を示す場合もありますが、何となく元気がなかったり食欲がなかったりなど、全身状態の低下として見られる場合もありますので、中齢から高齢にさしかかったらペットドックなどの健康診断を受けることをおすすめします。また、精巣(睾丸)が片方しか降りていなかったり、あるいは両方とも降りていない場合は加齢に伴って腫瘍化することがあり、ホルモンバランスが崩れることによって、全身的な病気を引き起こしてしまう場合もありますので早めに手術を受ける必要があります。

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