病気にさせないためにしっかりと予防を!

うつる病気、うつらない病気

うつる病気は感染症と呼ばれその原因にはウィルス,細菌,寄生虫などがあります。うつらない病気には先天的な病気(心臓の奇形など),食事や環境による病気(アレルギーなど),外傷によるもの(交通事故による骨折や横隔膜のヘルニアなど),ホルモンによる病気(甲状腺機能低下症など),高齢に伴って起こるもの(前立腺肥大),ガン(乳腺癌など)があります。予防できる病気は、これらの病気の中でほんの一部ですが必ず予防し、それ以外の病気は早期発見を心がけましょう。

どうやって予防するの?

 ワクチンによる予防は、狂犬病やジステンパー、猫の白血病ウィルス感染症などで、ワクチン(抗原)を接種することによって体内の免疫工場のスイッチが入り、その病気に対する抗体が作られます。この抗体は病原体が体内に入ってきたときに攻撃をして病気にならないように働くのです。フィラリアやノミ予防は、薬によって直接病原体を殺して行ないます。フィラリア予防は、飲み薬によってフィラリアが体内で成長する前に殺し病気にならないようにします。また、ノミの予防は、皮膚に薬をたらし寄生したノミをすぐに殺しノミによる皮膚病や条虫(腸の虫)の寄生を防ぎます。

ワクチンで予防

ワンちゃんのワクチンは、狂犬病と混合ワクチンがあります。狂犬病は犬や人間など多くの哺乳動物に感染し神経症状を起こす怖い病気で、今でもアメリカ、ヨーロッパそしてお隣の韓国などで人が亡くなってい
ます。生後3ヶ月齢に1回目を接種し、その後毎年4月に必要です。また、混合ワクチンは現在5種、7種、8種があり、感染の危険性やそのこの体質で決められます。生後2ヶ月齢からスタートし追加接種によりジステンパーやパルボウィルス感染症など、よく見られ命にかかわる病気が防げます。
おおむら動物病院 健康相談 イラストネコちゃんのワクチンは3種混合ワクチンと猫白血病ウィルスのワクチンです。これらは生後2ヶ月齢から始められ1ヵ月後に追加接種し、年一回必要です。3種混合ワクチンは結膜炎や肺炎を起こすヘルペスウィルスとカリシウィルス感染症、そして怖い下痢や嘔吐を起こす汎白血球減少症を予防します。この予防は外にまったくでないネコちゃんにも必要です。これに対しネコの白血病ウィルスの予防は外に出るネコちゃんだけに必要です。これは直接接触がないかぎり感染しないからです。しかし、一度うつると白血病やその他のガン、免疫不全などを起こし、80%以上が3年以内に死亡する怖い病気です。

フィラリアとノミ予防

フィラリア症は、蚊がうつす寄生虫によって心臓や肺、肝臓などが犯され、一夏予防しないと38%が感染する怖い病気です。予防は東京では4月末または5月初めから始め、1ヶ月1回の飲み薬によって蚊が運び込んだ感染子虫を殺すことができます。ただし毎年春に始める前に検査が必要です。
ノミは動物たちに皮膚病を起こしたり消化器の寄生虫をうつすだけでなく、人も刺します。 一度うつったら室内で繁殖し大変です。予防は4月から月1回のスポット(皮膚にたらす薬)で行います。

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