フィラリア症の予防を始めましょう!

○ フィラリア症とは?

フィラリア症は蚊がうつす病気で、犬の心臓や肺の血管内に寄生して、心臓・肺はもちろん肝臓・腎臓などにも異常をきたし、発見が遅れると死に至る確率の高い恐ろしい病気です。フィラリア症の初期は症状があまり目立たないために気付かないことが多いですが、病気がかなり進行するとお腹が膨らみ、息使いも荒く、咳をするなどの症状がみられるようになります。特に小型犬では心臓が小さいので少数の寄生でも中・大型犬より重い障害を起こす可能性があります。(フィラリアの成虫は♂17㎝、♀23cmくらいの白く細長い虫です。)

○ どうやって感染するの?>

フィラリア症は蚊に刺されて感染する病気です。この病気にかかっている犬の血液中にはミクロフィラリアという子虫がいてその血液を吸った蚊が健康な犬を刺すことによって犬フィラリア症に感染します。子虫は1-2ヶ月間皮下や筋肉で成長し血管内に入って6ヶ月で成虫になります。毎年暖かくなって蚊の活動する季節になると犬フィラリア症に感染する危険性がでてきます。予防しないで一夏を越すと約4割、二夏では約9割にも及ぶ犬がフィラリア症に感染するといわれています。

○ どうやって予防するの?

蚊に刺されないようにする事は室外犬はもちろん室内犬でも困難ですが、予防は簡単で1ヶ月に1回の飲み薬で蚊が運んできた子虫を殺すことができます。予防は蚊を見たらスタートです。例年ですと東京で
は5月初めからスタートし、終わりは11月末くらい(最後に蚊を見た翌月まで必要)になります。毎年予防を始める前にフィラリア症にかかっていない事を確かめるための検査が必要です。検査は簡単で、少量の血液で調べる事ができ、また、御希望であればフィラリアの検査と同時に健康診断のための簡単な血液検査も行なうことができます。(その際には来院当日絶食でいらしてください。)

おおむら動物病院 健康相談 イラスト

 

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