気をつけよう!中高年のネコちゃんの隠れた病気

中~高齢猫では、少し元気が無くなったり、食欲が落ちるのは普通かもしれません。しかし、特徴的な症状を示さずに、食欲があまりなかったり、時には下痢・嘔吐したりする中には様々な病気が隠れている事があります。特に解りづらい病気に、膵炎があります。これは、肥満や食事、猫伝染性腹膜炎(FIP)、トキソプラズマ、などに代表される種々の感染症の他、外傷や肝胆道系疾患などに関連しても起こるといわれています。一般的に無症状で経過する場合が多いのですが、食欲低下、体重減少を主とすることもあり、生前診断がつけにくいとされています。但し、これらの症状は他の病気でも起こりうるので、まずは体の中で何が起こっているのかを血液検査、レントゲン検査や超音波検査によって把握してあげる必要があります。「今まで健康だったから心配ないだろう」「もう年だから仕方ないのかも…」と判断してしまう場合が多いかもしれませんが、今まで健康だったからこそ、これからも健康であって欲しいですし、年齢を重ねていっても寿命を迎えるまで自分の力で食べていて欲しいとお考えのはずです。

これらの検査は、病気になった時にはもちろん必要な検査ですが、体の中の各臓器(膵臓・肝臓・腎臓など)の状態を知る上でとても重要になります。加齢に伴い、定期的な健康診断をお勧めします。

おおむら動物病院 健康相談 イラスト

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