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元気な老猫にかくれた病気に要注意!(甲状腺機能亢進症)

年を重ねるとのんびりと人生を楽しむ様になるのは、動物たちも人間も同じです。特にネコちゃんは、ごろ寝が大好き!「油断すると太りすぎ」なんて事にもなりかねません。それとは反対に、年を取っても元気がよく食欲がありスマートなネコちゃんはとても健康と思いがちですが、甲状腺機能亢進症と言う落とし穴があります。

甲状腺機能亢進症は、8歳以上の老猫に見られるホルモン病で、首の部分にある甲状腺の腫瘍などが原因になります。病気のネコちゃんは、食欲があるのにやせてきて、活動的で神経過敏なところもみられます。心拍数が多く、体温が高く、冷たいところを好みます。一見すると健康そうなネコちゃんですが、心臓に障害がでたり、2次的に尿毒症になったりして命に関わります。

この病気を見つけるには、定期的な健康診断と甲状腺ホルモンの検査が必要です。また、日ごろの生活の中で、体重の変動や食欲・飲水量、活動性などに気を配ってあげて下さい。

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気をつけよう!中高年のネコちゃんの隠れた病気

中〜高齢猫では、少し元気が無くなったり、食欲が落ちるのは普通かもしれません。しかし、特徴的な症状を示さずに、食欲があまりなかったり、時には下痢・嘔吐したりする中には様々な病気が隠れている事があります。特に解りづらい病気に、膵炎があります。これは、肥満や食事、猫伝染性腹膜炎(FIP)、トキソプラズマ、などに代表される種々の感染症の他、外傷や肝胆道系疾患などに関連しても起こるといわれています。一般的に無症状で経過する場合が多いのですが、食欲低下、体重減少を主とすることもあり、生前診断がつけにくいとされています。但し、これらの症状は他の病気でも起こりうるので、まずは体の中で何が起こっているのかを血液検査、レントゲン検査や超音波検査によって把握してあげる必要があります。「今まで健康だったから心配ないだろう」「もう年だから仕方ないのかも…」と判断してしまう場合が多いかもしれませんが、今まで健康だったからこそ、これからも健康であって欲しいですし、年齢を重ねていっても寿命を迎えるまで自分の力で食べていて欲しいとお考えのはずです。

これらの検査は、病気になった時にはもちろん必要な検査ですが、体の中の各臓器(膵臓・肝臓・腎臓など)の状態を知る上でとても重要になります。加齢に伴い、定期的な健康診断をお勧めします。

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ネコちゃんの健康を密かに脅かすウィルス、それがFeLV!

FeLVとは、猫白血病ウィルスのことで1964年に発見されてから研究が進み、いろいろな病気を起こすことがわかってきた怖いウィルスです。米国の調査では病院にきた猫の13.3%が陽性で、病気のネコちゃんだけを見ると21.1%も陽性の猫がいました。特に外に出るネコちゃんや集団で生活しているネコちゃん達はうつりやすいことから、野良猫のことを考えると感染率はもっと高いかもしれません。

おおむら動物病院 健康相談 イラストその症状はさまざまで、名前の通り骨髄性白血病も起こしますがその他にリンパ球の腫瘍や骨の腫瘍も起こします。また腫瘍以外に、免疫不全を起こすことによってヘモバルトネラ(赤血球の寄生虫)、トキソプラズマなどの感染症や化膿(皮下膿瘍や膿胸)を起こしやすくします。また、腎臓の病気(糸球体腎炎)や骨髄の病気(再生不良性貧血)などいろいろな病気に関係しています。ウィルスが体の中に居着いてしまうと80%が3年以内に死亡します。しかし、感染したからといってすぐに発症するわけでなく、潜伏期間中は健康な生活を送ることができます。

では、どうやって感染するのでしょう?1つは、お母さん猫の胎盤からもらってしまう垂直感染です。もう1つは、けんかをしたり、仲良くなめまわしたりして唾液でうつる水平感染です。そのため、お母 さんからウィルスをもらったかどうかを知る必要が あります。そして、同居猫がたくさんいる場合やお外 に出るネコちゃんは、生まれた後も常にうつる危険性 があるので、検査と予防を考えなければなりません。猫白血病ウィルスの感染を調べる事は、簡単です。動物病院で少量の血液をとれば、10分ぐらいで結果が出ます。まず、ネコちゃんのため検査をしてあげましょう。

もし結果が陰性だったら、今後感染しないようにしてあげましょう。家に1匹しかいない場合や家にいる猫がすべて陰性の場合は、できれば外に出さない室内飼育が勧められます。それができない時は、予防注射が必要です。しかし、外に出る事は猫免疫不全ウィルスなどワクチンのない病気になる可能性があります。

では、感染したら…。まず全身状態をチェックして十分な健康管理が必要です。食事管理に気をつけ、室内飼育を心がけ、他の病気にならないように注意することによって、感染しても発症しないようにする努力することが大切です。人に感染しないウィルスなので大切にかわいがってあげることにより、健康な生活をできるだけ長く続けられる様にしてあげましょう。

ウィルスを怖がるだけでなく、病気を知ることによってその病気を防ぐ事が大切です。

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病気にさせない健康法

うつる病気、うつらない病気

うつる病気は感染症と呼ばれその原因にはウィルス,細菌,寄生虫などがあります。うつらない病気には先天的な病気(心臓の奇形など),食事や環境による病気(アレルギーなど),外傷によるもの(交通事故による骨折や横隔膜のヘルニアなど),ホルモンによる病気(甲状腺機能低下症など),高齢に伴って起こるもの(前立腺肥大),ガン(乳腺癌など)があります。予防できる病気は、これらの病気の中でほんの一部ですが必ず予防し、それ以外の病気は早期発見を心がけましょう。

どうやって予防するの?

 ワクチンによる予防は、狂犬病やジステンパー、猫の白血病ウィルス感染症などで、ワクチン(抗原)を接種することによって体内の免疫工場のスイッチが入り、その病気に対する抗体が作られます。この抗体は病原体が体内に入ってきたときに攻撃をして病気にならないように働くのです。フィラリアやノミ予防は、薬によって直接病原体を殺して行ないます。フィラリア予防は、飲み薬によってフィラリアが体内で成長する前に殺し病気にならないようにします。また、ノミの予防は、皮膚に薬をたらし寄生したノミをすぐに殺しノミによる皮膚病や条虫(腸の虫)の寄生を防ぎます。

ワクチンで予防

ワンちゃんのワクチンは、狂犬病と混合ワクチンがあります。狂犬病は犬や人間など多くの哺乳動物に感染し神経症状を起こす怖い病気で、今でもアメリカ、ヨーロッパそしてお隣の韓国などで人が亡くなってい
ます。生後3ヶ月齢に1回目を接種し、その後毎年4月に必要です。また、混合ワクチンは現在5種、7種、8種があり、感染の危険性やそのこの体質で決められます。生後2ヶ月齢からスタートし追加接種によりジステンパーやパルボウィルス感染症など、よく見られ命にかかわる病気が防げます。
  おおむら動物病院 健康相談 イラストネコちゃんのワクチンは3種混合ワクチンと猫白血病ウィルスのワクチンです。これらは生後2ヶ月齢から始められ1ヵ月後に追加接種し、年一回必要です。3種混合ワクチンは結膜炎や肺炎を起こすヘルペスウィルスとカリシウィルス感染症、そして怖い下痢や嘔吐を起こす汎白血球減少症を予防します。この予防は外にまったくでないネコちゃんにも必要です。これに対しネコの白血病ウィルスの予防は外に出るネコちゃんだけに必要です。これは直接接触がないかぎり感染しないからです。しかし、一度うつると白血病やその他のガン、免疫不全などを起こし、80%以上が3年以内に死亡する怖い病気です。

フィラリアとノミ予防

フィラリア症は、蚊がうつす寄生虫によって心臓や肺、肝臓などが犯され、一夏予防しないと38%が感染する怖い病気です。予防は東京では4月末または5月初めから始め、1ヶ月1回の飲み薬によって蚊が運び込んだ感染子虫を殺すことができます。ただし毎年春に始める前に検査が必要です。
  ノミは動物たちに皮膚病を起こしたり消化器の寄生虫をうつすだけでなく、人も刺します。 一度うつったら室内で繁殖し大変です。予防は4月から月1回のスポット(皮膚にたらす薬)で行います。

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フィラリア症の予防を始めましょう!

○ フィラリア症とは?

フィラリア症は蚊がうつす病気で、犬の心臓や肺の血管内に寄生して、心臓・肺はもちろん肝臓・腎臓などにも異常をきたし、発見が遅れると死に至る確率の高い恐ろしい病気です。フィラリア症の初期は症状があまり目立たないために気付かないことが多いですが、病気がかなり進行するとお腹が膨らみ、息使いも荒く、咳をするなどの症状がみられるようになります。特に小型犬では心臓が小さいので少数の寄生でも中・大型犬より重い障害を起こす可能性があります。(フィラリアの成虫は♂17p、♀23cmくらいの白く細長い虫です。)

○ どうやって感染するの?

フィラリア症は蚊に刺されて感染する病気です。この病気にかかっている犬の血液中にはミクロフィラリアという子虫がいてその血液を吸った蚊が健康な犬を刺すことによって犬フィラリア症に感染します。子虫は1-2ヶ月間皮下や筋肉で成長し血管内に入って6ヶ月で成虫になります。毎年暖かくなって蚊の活動する季節になると犬フィラリア症に感染する危険性がでてきます。予防しないで一夏を越すと約4割、二夏では約9割にも及ぶ犬がフィラリア症に感染するといわれています。

○ どうやって予防するの?

蚊に刺されないようにする事は室外犬はもちろん室内犬でも困難ですが、予防は簡単で1ヶ月に1回の飲み薬で蚊が運んできた子虫を殺すことができます。予防は蚊を見たらスタートです。例年ですと東京で
は5月初めからスタートし、終わりは11月末くらい(最後に蚊を見た翌月まで必要)になります。毎年予防を始める前にフィラリア症にかかっていない事を確かめるための検査が必要です。検査は簡単で、少量の血液で調べる事ができ、また、御希望であればフィラリアの検査と同時に健康診断のための簡単な血液検査も行なうことができます。(その際には来院当日絶食でいらしてください。)

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